ハイブリッド/エコロジー 次の世代へ

 ホンダ FITが10日間でなんと2万5千台の受注を受けたそうである。ウタい文句であるリッター23kmを
 少なく見積っても80%、18km以上/L走るとすると、これは今自分が所有する車の実に倍。ということは
 ガソリン代がこの車に乗る事によって約50円になる!?ようなものではないか!!これは一大事!!


5月末頃、かねてからウワサのスモールサイズの車の社外秘パンフレットが入ったとのことなので
板金/塗装/アライメントの外注先でもあるホンダディーラーに立ち寄った。ヨーロッパ車が好きで
あるにしろ、日本の革命児的自動車メーカー?ホンダがヤラかすことに、いつもながら興味津々。
ちなみに現時点(7月10日現在)での受注分の納期回答は12月末日!だそうである。

なぜこれほどまでの存在/大ブレイクになったのだろうか?



インサイトというホンダのハイブリッド・カーはご存知だろうか?
前記の通り、僕はディーラーの古株(マネージャーとか呼ばれてる!アハハ...)と
20年来のお付き合い(年取ったナー)が有り、外注のアライメントなどの待ち時間に
色々なホンダに乗る機会がある。とても実用的とは縁遠い、おそらくは今発売しても
とても採算のとれそうにない車種であろうその車は、先見性という観点からすれば形に
する事自体に価値があり(と思う)、むしろそれでホンダの方向性や価値が一歩前進
できたのだと思う。たしかに他にもハイブリッド・カーは存在するが、営業利益を考えて
生産されている車と別格の、本気で 「地球環境とは何ぞや?」 と問いかけてくる
非日常性が、試乗したときに偽善者っぽくなく、むしろ心地よかった。

そんな自動車メーカー「HONDA」が、あらためて現時点での現実的な
スモール・カーを生産したと思うと、興味をそそられずにはいられない。



どこにもロゴの後継であることの証しはなく、果てはリサイクル性の向上や妥協のない
安全性などが、大まかであるにしろ、ただ移動の手段としての車を選択していた
「ふつーの人々」 の心をとらえたのではないか? 経済的な部分から、単純に導き
出された選択であったにしても、本能の片隅にある先見的なエネルギーや環境の
問題を、ひょっとしたらFITを選ばせているのかもしれない...と言えば大袈裟か?

この考え方って、ヨーロッパ車っぽくない?

いずれにせよ、物が売れないと言われるこの時代に、スゴいルーキーが登場したものだ。
「良い物は売れる」 単純な図式だが、量産品では難しい課題なのだ。単なるブームでは
なさそうである。「車好き」 と 「ふつーの人」 の選択がオーバーラップしてしまったのだから。